

アフリカには、まだ世界に知られていない野球の才能があふれています。
グローブがなくても、ボールが擦り切れていても、目の前の1球に全力を注ぐ選手たち。
その姿に、私たちは「まだ見ぬ可能性」と「大きな未来」を感じました。
NEXT54は、アフリカ出身の野球選手が世界へ羽ばたくための道をつくるプロジェクトです。
育成・スカウティング・国際交流の3つの柱を通じて、彼らがチャンスを手にし、自らの夢に挑戦できる環境を整えています。
同時に、日本の野球界にも新しい風とエネルギーを届けていきます。
国や言葉が違っても、スポーツは人と人をつなぐ力を持っています。
NEXT54は、野球を通じてアフリカと日本、そして世界をつなぐ“架け橋”でありたいと願っています。
この新しい挑戦に、ぜひあなたも一緒に関わってみませんか?
VOICE
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カスンバ・デニス|ウガンダ・ガヤザ出身
旭川ビースターズ・捕手
僕はウガンダで育ち、トレーニングの動画をSNSに投稿することで、少しずつ世界中の人に自分の野球を知ってもらえるようになりました。
道具が足りない中でも、毎日練習を続けてきたのは、“世界でプレーする”という夢があったからです。
日本でプレーすることが決まったとき、NEXT54が僕のことを信じてサポートしてくれました。
日本の球場でプレーするのは夢のようでしたし、毎日がチャレンジですが、どんな壁も乗り越える覚悟があります。
僕の挑戦を見て、ウガンダの子どもたちが「自分もできるかもしれない」と思ってくれたら、それが一番うれしいです。
夢は、行動すれば、必ず近づいてくる。僕はそう信じています。

カベンゲ・アラン|ウガンダ・ルエロ出身
旭川ビースターズ・投手
日本でプレーすることは、僕にとってずっと憧れでした。
ウガンダでは練習環境が限られていて、情報もなく、どうやって世界に挑戦すればいいか分からなかった。
でも、NEXT54のサポートを受けて、自分のプロフィールを日本のチームに届けてもらい、
トライアウトを経て、ついに日本でのプレーのチャンスをつかむことができました。
新しい文化、新しい言葉、厳しいトレーニング——すべてが挑戦です。
でも、夢を追う仲間やサポーターがいることで、僕は一歩ずつ前に進めています。
ウガンダの子どもたちにも、同じように夢を持っていいんだと伝えたいです。

ポール・ワフラ|元日本独立リーグ選手
ガヤザ地区担当コーチ
僕はウガンダ出身の野球選手として、初めて日本の独立リーグに挑戦しました。
言葉も文化も、すべてが未知の中での挑戦でしたが、日本での経験は人生を変えるものでした。
野球の技術だけでなく、姿勢・意識・チームワークの大切さを学びました。
今はウガンダ・ガヤザ球場でコーチとして、若い選手たちにその経験を伝えています。
僕が日本で得た知識や姿勢は、今のウガンダの野球育成にとって大きな財産になっています。
NEXT54のようなプロジェクトがあることで、次の世代の選手たちが夢を見て、挑戦できる環境が少しずつ整ってきました。
野球は人生を変えます。だからこそ、僕はこれからも現場で、選手たちと一緒にグラウンドに立ち続けます。